「ドリランは、なぜサロン専売品をお求めやすい価格で販売できるの?」。今回は、仕入れの仕組みと、AIを活用した運営という二つの面から、その理由をご紹介します。
同じ商品の価格差を理解するには、「サロン価格」「ディーラー価格」といった言葉を整理することも大切です。店頭で買う価格と事業者が仕入れる価格を分けて見ていきましょう。
この記事の目次
まず整理したい「サロン価格」と「ディーラー価格」
同じ商品でも、価格を比べるときには「誰が、誰から、どの条件で買う価格なのか」をそろえる必要があります。美容室のお客様が店頭で払う価格と、美容室や販売店が商品を仕入れる価格は、別のものです。
美容商材の卸販売を行うビューティガレージの公式FAQでは、「サロン価」はサロンに商材を販売する際の卸価格として説明されています。つまり、ここでいうサロン価格は、美容室がお客様へ販売する店頭価格を意味しません。[1]
また、「ディーラーがサロンへ卸す価格」は、サロンから見れば仕入価格です。両者を、必ず異なる二段階の価格だと考えると混乱します。「ディーラー価格」という呼び方だけで、メーカーからディーラーへの仕入価格や、すべての販売先に共通する価格まで分かるわけではありません。
| 呼び方 | この記事で区別する内容 |
|---|---|
| メーカー希望小売価格 | 一般のお客様への販売について、メーカーが示す参考価格。 |
| サロン価格・サロン価 | サロンへの卸価格を指す文脈がある。美容室の店頭販売価格と混同しない。 |
| ディーラーの卸価格 | ディーラーが取引先へ販売する価格。サロン向けなら、サロン側の仕入価格に当たる。 |
| ドリランの仕入価格 | 当社が取引先との条件に基づいて仕入れる価格。個別の価格・掛け率は非公開。 |
安さの土台① 全国のディーラーから仕入れる
ドリランは、全国のディーラーから商品を仕入れています。一般のお客様が美容室で商品を購入する店頭価格を出発点にするのではなく、事業者として仕入れた商品を、当社の運営に合う価格で販売しています。
店頭の販売価格には、仕入原価に加えて、販売に必要な経費や利益が含まれます。当社はディーラーからの仕入れを土台に、商品をお届けするためのコストを抑えることで、サロンの店頭販売価格よりお求めやすい価格を実現できる商品を提供しています。
ただし、同じディーラーから購入する事業者でも、商品や取引条件が違えば仕入価格は変わります。「全国から仕入れている」という事実だけで、当社の仕入価格がすべてのサロンより必ず安い、と説明することはできません。仕入れと運営の両方を見ることが大切です。
なお、ディーラーからの仕入れと、メーカーとの直接取引やメーカー公認店であることは、それぞれ別の話です。取引先との関係を大切にするため、具体的な仕入先名や非公開の契約条件は掲載していません。

安さの土台② AIを活用した、少数精鋭の運営
同じ商品を扱うEC事業者の間でも、販売価格に差が生まれます。仕入価格に加え、販売を続けるために必要な運営コストが異なるからです。
ドリランでは、AIを積極的に活用し、少数精鋭で運営しています。情報整理や原稿作成の補助、データの確認などにAIを取り入れ、人が一から行う作業の負担を減らすことが、人件費を抑えた運営を支えています。
中小企業庁の2026年版中小企業白書でも、AI活用を含む省力化投資と、労働投入量の最適化・生産性向上の関係が分析されています。これは一般的な経営の背景を示す資料であり、当社と他社の人件費の差を証明するものではありません。[2]
当社が重視するのは、効率化によって生まれる余地を、価格競争力につなげることです。仕入れた商品に大きな運営コストを上乗せせずに販売できる体制が、同業のEC事業者との競争でも強みになっています。
AIを使っているからといって、判断やお客様対応をすべて自動化するわけではありません。必要な確認は人が行いながら、繰り返し作業を減らす。その積み重ねが、継続してお求めやすい価格を目指す仕組みです。

サロンでの購入には、価格以外の価値もある
美容室での商品購入では、髪や頭皮の状態を見てもらい、施術との相性や使い方を直接相談できます。メーカーのミルボンも、統合報告書で美容師の技術や個別のカウンセリングによる価値を説明しています。[3]
初めて使う商品を相談しながら選びたいときと、使い慣れた商品を買い足したいときでは、重視することも違います。サロンとECは、価格だけで優劣を決めるものではなく、購入する目的に合わせて選べる場所だと考えています。
「定価」と呼ばれる価格についても、メーカー希望小売価格と実際の販売価格は区別が必要です。公正取引委員会の指針は、価格などの取引条件を事業者が自主的に判断することの重要性を示しています。すべてのサロンが同じ価格で販売する、と一律には捉えられません。[4]
価格を比べるときは、同じ条件で確認を
安さを比べるときは、商品名だけでなく、容量、本体か詰替えか、セット数、送料を含む支払総額まで確認しましょう。表示価格が低くても、条件が違えば同じ比較にはなりません。
また、価格の高低だけで、商品の真贋やメーカー保証の有無を判断することもできません。販売者、商品情報、返品条件などを確認し、分からない点は購入前に問い合わせることが大切です。
ドリランの価格も、仕入状況や販売条件によって変わります。全商品で常に最安になることをお約束するものではありませんが、仕入れと運営の工夫を重ね、選んでいただける価格を目指しています。
仕入れの工夫と、届ける仕組みの工夫を価格へ
ドリランの安さを支えるのは、全国のディーラーからの仕入れと、AIを活用した少数精鋭の運営です。商品を仕入れるところから販売するまでの仕組みを見直し、お客様の負担を抑えることにつなげています。
流通そのものの仕組みについては、「サロン専売品はなぜECでも買える?『専売』と流通の仕組みを整理」でも解説しています。
事業者様からの卸取引に関するご相談も受け付けています。取扱商品・在庫・価格などの具体的な条件は、卸発注フォームのご利用についてお問い合わせください。
参考資料・情報確認日
[4]公正取引委員会「流通・取引慣行に関する独占禁止法上の指針」
情報確認日:2026年10月25日。価格用語・業界の一般的な説明には上記資料を参照し、当社の仕入れ・AI活用に関する記述はドリランの運営実態に基づいています。

ピンバック: 同じシャンプーなのに価格が違うのはなぜ?容量・送料・セット数の見方 – ドリラン